お知らせ
【会務報告】夏休みジュニア・ロースクールを担当しました
弁護士・弁理士の佐藤孝丞です。
私が所属する東京弁護士会の法教育委員会の会務として、8/10(火)に夏休みジュニア・ロースクールを担当しました。
夏休みジュニアロースクールの概要は、以下のとおりです。
https://www.toben.or.jp/know/iinkai/houkyouiku/jlaw/20210810.html
私は、刑事裁判を扱った事例で、被告人の役を演じました。
例のごとく、学生の皆様の鋭い補充尋問に、大変苦しめられました。
窃盗未遂罪が成立か不成立か、結論がどちらにもなりうるシナリオのため、学生の考えも十人十色です。
今年は、コロナ禍もあり、初めてのオンライン開催でした。
課題も残りましたが、運営の先生方や弁護士会事務局の入念なご準備のおかげで無事に終わりました。
来年もまた何らかの形で参加したいと思います。
【講演報告】ペットシッター養成講座の講師を担当しました
弁護士・弁理士の佐藤孝丞です。
5/17(月)にビジネス教育連盟ペットシッタースクール主催の「認定ペットシッター養成講座」において、講師を担当しました。
https://www.ps-school.jp/content/schedule.html
テーマは、「ペットの法律」でした。
継続して担当させていただいています。
従前どおり、2020年4月1日施行の改正民法の内容も併せて、ペットシッター業務における民事法・刑事法・行政法のそれぞれの法域における法的責任等を中心に説明しました。
引き続き、講演等の活動を続けていきたいと思います。
【法改正】特許法等の一部を改正する法律案が成立しました
弁護士・弁理士の佐藤孝丞です。
法改正関係の情報です。
特許法等の一部を改正する法律案が、衆議院及び参議院で可決され、成立しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210514/k10013030081000.html?utm_int=news-new_contents_latest_001
改正の概要は次のとおりです。
【デジタル化等の手続の整備】
・審判口頭審理のオンライン化
・印紙予納廃止・料金支払方法の拡充
・意匠・商標国際出願手続のデジタル化
・災害等の理由による手続期間徒過後の割増料金免除
【デジタル化等の進展に伴う企業行動の変化に対応した権利保護の見直し】
・海外からの模倣品流入への規制強化
・訂正審判等における通常実施権者の承諾要件の見直し
・特許権等の権利回復要件の緩和
【知的財産制度の基盤強化】
・特許権侵害訴訟における第三者意見募集制度の導入
・特許料等の料金体系の見直し
・弁理士制度の見直し
詳しくは、下記の経産省のウェブサイトが参考になります(※3/2閣議決定時の情報)。
https://www.meti.go.jp/press/2020/03/20210302003/20210302003.html
個人的には、特に
・審判口頭審理のオンライン化
・海外からの模倣品流入への規制強化
・訂正審判等における通常実施権者の承諾要件の見直し
に注目しています。
今後も法改正情報をフォローしていきたいと思います。
【メディア掲載】元社員による再現レシピの公開行為の法的問題について取材を受けました
弁護士・弁理士の佐藤孝丞です。
5/2(日)の弁護士ドットコムニュースにおいて、私が取材を受けた記事が掲載されました。
https://www.bengo4.com/c_18/n_13016/
テーマは、元社員による再現レシピの公開行為についてです。
一般に、レシピそのものが著作権法により保護されるのは難しいことに触れつつ、主に不正競争防止法上の「営業秘密」(同法2条6項)の観点から説明しています。
今後も引き続き、情報発信をしたいと思います。
【執筆報告】民事訴訟IT化に関する書籍(分担執筆)が発行されました
弁護士・弁理士の佐藤孝丞です。
私が分担執筆をした書籍が発行されました。
所属する東京弁護士会・法友会の編集です。
『実務が変わる! Q&A民事裁判手続IT化』(ぎょうせい・2021年)
https://shop.gyosei.jp/products/detail/10690
私が主に執筆を担当したのは、次の項目です。
・デジタル化された証拠の成立の真正
・電子文書の改ざん
今後の立法化を見据えた中間試案までの情報を精査し、非常に勉強になりました。
今後も積極的に書籍発行に関与していきたいと思います。